わけあって富士見ファンタジア文庫東京レイヴンズを9巻まで読む必要に迫られている。今日なんとか3巻まで読み終わったが先が長い。

東京レイヴンズ1  SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)

東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)

 1巻がとにかく苦痛で読むのに2週間位かかった(2,3巻はそうでもなく2日で2冊読めた)。
 意図してのことだと思うのだが、異様に説明的な文章が多い。キャラクターの心情なんかもわりと言葉にしてしまう。
 小説入門なんかでよく言われる「説明でなく描写せよ」という方針は、少なくとも東京レイヴンズの中では最小限に留められている気がする。小説を普段読まない人でもすらすら読めるように、という配慮だと思われる。
 しかし30のおっさんとしてはちょっとつらいものがあった。対象年齢を外れているのに読むからいかんのだ。あと6冊……